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Gak Sato

detritus

デトリタス (Detritus) とは、微生物の死骸などの微細な有機物粒子のことであり、多くの場合は水中のそれを指す。プランクトンとともに水中の懸濁物(けんだくぶつ、セストン)の重要な構成要素であり、堆積物にも多く含まれる。

かいれいに乗船し、かいこうに搭載された水中カメラが捉えたマリンスノー、その正体であるデトリタスが、かくも美しく、壮大な地球の循環システムに圧倒されました。この作品は、かいこうが、かいれいから離脱する様子から始まり、海底調査中の海中の音と映像をクローズアップして、そこで聞かれるソナー音や、ある一定の音程を拾いあげ、あの日に観た光景を再現したものです。

 

Gak Sato
https://gaksato.com/
東京生まれ。
96年からイタリア、ミラノに活動の拠点を置く。
99年より10年に渡りRight Tempo Recordsのディレクター、アーティストとして活動。
Easy Tempoシリーズで70年代のイタリア ンシネジャズを集めたコンピレーションや、リイシュー、オリジナル・アルバム、数々のリミックスなど、現在まで80枚以上のリリースに関わる。
近年はサウンドアートの分野やテルミン演奏家としても活動している。

PROJECT : KR21-11 / JAMSTEC×3710Lab / JAMSTEC50周年記念事業
BORDING DATE : 2021.07.19

 

海面の影_Gak Sato

 

 

ソナー音を出す機械_Gak Sato